作品解説


映画『田辺鶴瑛の「介護講談」』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女流講談師・田辺鶴瑛さん(60歳)が、実母・義母・義父の三人の介護体験をもとに創作したオリジナル講談を収録したドキュメンタリー作品。

通常、認知症介護と聞くと「つらい、大変、苦しい」といったイメージで語られがちですが、この介護講談は涙と笑いの感動家族劇です。

三人の介護をやり切った鶴瑛さんは、介護に対する心構えや感覚が突き抜けています。

昼も夜もない、家族全員を巻き込んだ認知症在宅介護ですが、そこに笑いや遊びを加えて、絶妙な力加減の介護が繰り広げられます。

「おじいちゃんなんて、今までまともに話したこともない、赤の他人と思っていた。」

という孫(鶴瑛さんの娘の銀冶さん・同じく女流講談師)も巻き込んで、次第に家族の絆が強まっていきます。

(写真上・下:ヤナガワゴーッ!)